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DNP

Global

サステナビリティメッセージ

代表取締役社長 サステナビリティ推進委員会委員長 北島義斉の写真

「より良い未来」の実現に向けて、価値創出を加速させます。

150周年を新たな価値創出と飛躍の転換点に

DNPグループは、「人と社会をつなぎ、新しい価値を提供する。」という企業理念のもと、持続可能な社会と心豊かな暮らしの実現をめざしています。

2026年、DNPは創業150周年を迎えました。社会の変化に向き合いながら、印刷技術を高度化し、その応用領域を広げてきた私たちにとって、この節目は、これまで培ってきた強みをさらに深化させ、新たな価値創出に挑戦し、飛躍するための重要な転換点です。

気候変動や生物多様性の損失、地政学リスクの高まり、サプライチェーンの複雑化、AIをはじめとする技術革新など、事業環境の変化のスピードと複雑さが一段と増し、不確実性が高まっています。こうした変化の時代に、企業には環境変化への対応にとどまらず、変化を先取りし、新たな成長機会を切り拓いていくことが求められています。私たちは今、「印刷」で社会に貢献するという創業時からの志を受け継ぎ、「未来のあたりまえをつくる。」というブランドステートメントを掲げています。次の150年も視野に入れ、自ら社会課題や市場機会を捉え、新たな価値を創出して社会に実装していく「第三の創業」への挑戦を加速させていきます。

社会の変化やリスクを新しい事業機会に転換

DNPは創業以来、社会や産業構造の変化に対応し、印刷技術の高度化とその応用領域の拡大によって成長してきました。一方、変化のスピードと複雑さが増すなか、私たちは、変化に対応するだけでなく、その変化を新たな価値創出の機会へ転換していくことが重要だと考えています。

私が委員長を務めるサステナビリティ推進委員会では、環境や社会の変化を捉え、リスクと機会を識別・評価し、その結果をマテリアリティの見直しや経営戦略、事業活動へと反映しています。サステナビリティと経営を一体で捉え、リスクを機会へ転換しながら、変化を先取りした経営判断につなげていくことが、私たちの重要な役割であると考えています。

経営基盤を強化し、持続的な成長へ

現在推進中の2026-2028年度の中期経営計画では、注力事業の拡大と構造改革の推進、およびその実行を支える経営基盤の強化に取り組んでいます。事業戦略・財務戦略に加え、人的資本の強化・知的資本の強化・環境への取り組みなどの非財務戦略を一体で推進し、価値創出力を高めることで、持続的な事業成長と企業価値の向上につなげていきます。

【人的資本の強化】

DNPは、価値創造の源泉は「人」にあると考えています。社員一人ひとりの創造性こそが、新たな事業や価値を生み出す原動力です。多様な知見や経験を持つ人材が互いに学び合い、挑戦し、それぞれの強みを掛け合わせることで、新たな可能性が広がります。そうした挑戦を支え、人と組織がともに成長していくことが、DNPの持続的な成長につながると考えています。私たちは、人への投資と社員の成長を通じて、「人的創造性」の向上を図っていきます。

【知的資本の強化】

DNPの強みは、「印刷」を起点に培った多様な技術や知見を掛け合わせ、事業として競争力につなげる仕組みや組織にあります。DNP独自の技術・ノウハウに加え、社外のパートナーとの共創を通じて知的創造性を高め、新たな成長につなげていきます。変化のスピードが増す時代だからこそ、グローバルな視点で知的創造性を磨き続けることが、新たな価値の創出と持続的な成長につながると考えています。

【環境への取り組み】

環境への取り組みは、持続可能な社会の実現だけでなく、中長期的な事業成長と価値創出を支える重要な経営基盤であると考えています。環境と経済の好循環を生み出し、環境価値と経済価値の両立を図ることで、持続可能な社会の実現と企業価値の向上につなげていきます。

次の150年に向けて

DNPはこれからも、多様なステークホルダーとの対話を通じて、環境や社会の変化を捉え、経営戦略や事業の機会へと着実に転換し、「より良い未来」を実現する新たな価値を創出し続けていきます。「未来のあたりまえをつくる。」ため、新たな価値創出を通じて企業価値の持続的な向上に努め、次の時代にも求められる企業であり続けたいと考えています。

2026年9月
代表取締役社長
サステナビリティ推進委員会委員長
北島義斉